2023 最新 弁理士 論文BASE道場 全8冊セット

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論文とは、「水」(知識)と「器」(型)から成ります。器(型)がしっかりしても水(知識)が少なすぎてカラカラの答案は合格答案にはなり得ません。反対に、水(知識)は十分にあっても器(型)が脆くては合格答案にはなりません。どちらも合格答案には欠かせない要素です。水(知識)面は、短答知識でカバーできることが多いですし、むしろ短答知識がしっかりと備わっていれば大体の論文の問題には対処できます。しかし、器(型)の作り方については、短答対策ではどうしようもありません。
そこで、短答対策に本腰を入れる前のこの夏の間に、器(論文の型)の作り方を学び、論文のBASEを完成させましょう。


論文の書き方を学べ!
この試験の論文は、書き方に「型」があります。自己流では中々合格答案にはなりません。「一行(基本)問題」「事案解決型問題」「措置問題」「論述問題」「手続問題」に分けることができ、それぞれに「型」があります。短答対策に本腰を入れる前のこの夏の間に、論文の「型」を身につけましょう!
答案構成の仕方を学べ!
論文試験は、事例問題が主流です。問題文を読み、答案用紙に書くまでの「答案構成」がとても重要になります。違法性がある答案や、項目落ちがある答案は、答案構成の仕方に問題があるケースがほとんどです。また、答案構成はその場その場で場当たり的に決めるものではなく、プロセスを定め、どんな問題でも同じプロセスで答案構成を行うことが大切です。そこで、答案の書き方の学習の一つとして、答案構成をシステマティックに出来るように訓練しましょう!
「落ちない答案」の書き方を学べ!
論文の答案で書くことの中には「必須になること」と「必須ではないこと」があります。特実は、2問で2時間であり、しかも1問の中には4~5問の小問に分かれていることもあり、とにかく時間に追われます。必然的にコンパクトな答案が求められますので、必須になることをだけを書くということも必要になる科目です。そこで、合格答案で落とせないことを把握できるように、答案の中で必須箇所を示していきます。一方で、意匠・商標は、1時間半あるため、時間に余裕があります。ただ、余裕があるからと言って、必須ではないことばかりを書いたのでは、到底合格答案にはなり得ません。よって、どの科目も「必須事項」と「必須事項ではないこと」を把握することが大切なのです。本道場で、答案例の中での「必須事項」と「必須事項ではないこと」の区別をしっかりとつけられるようになりましょう!

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